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小さな巨人・田中史朗は現代に蘇ったカミカゼ(その二)

スポーツ文化
11 /06 2016
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前回もご紹介した↑の動画から

印象に残った田中史朗選手の言葉を

以下に文字にしてみました。




前回のW杯から、

(勝つことができず)

「申し訳ない」という思いがすごい強くて

この四年間全力で

勝ちに向かって頑張ってきたので

それをしっかり皆さんに見てもらえて

本当にうれしいです。

中略

試合のときは、

怖(こわ)いのは、

もうずっと怖(こわ)いんですけど

チームのためにとか、

日本のためにという、

すごい思いを持ってやっているんで・・・・


▲以上

そして

田中史朗選手の母校である

京都市立・伏見工業高校を

全国有数のラグビー強豪校に育て上げると共に、

先日亡くなられた

元ラグビー日本代表の平尾誠二さんを始め

数多くの名選手を世に送り出した

伏見工業高校ラグビー部元監督

山口良治先生は自著「信は力なり(旬報社)」に

次のように書いておられます。




前略

今の時代は何かというとよく

「自分のためにする」と言うけれど、

はたして、

自分のためだけに力など出るだろうか。

自分のためだけだったら、

自分より体の大きい男に、

しかも双方全速力で走っているなかで

頭からタックルに行けるだろうか?

自分のためというだけで、

その恐怖感を乗り越えることができるだろうか。


中略

「怖(こわ)い!」

その一瞬の感情を越えて飛び込む勇気。

それはどこから生まれてくるのか。

今一緒に戦っているチームメイトのために、

この日まで一緒に練習に励んできた仲間のために、

応援してくれている人のために・・・・・。

自分と共存する、

自分以外の人のためにという思いが働くときに、

これが目に見えない力となって起爆するのだ。



山口良治先生も田中史朗選手も、

「自分のためだけでなく、

自分以外の誰かのために戦うときに

本当の勇気が出てくる、

目に見えない力が出てくる」


こういう意味のことを述べています。

前回にご紹介した↓

http://presidentxv.blog.fc2.com/blog-entry-17.html

神風特別攻撃隊員

小川清海軍大尉もそうですが、

世界に通用する

伝統的日本人の強味を

ここに見ることができます。


そして、

だからこそ

日本国内にはびこる

反日マスコミを始めとする

頭のおかしな反日勢力

(反日コリア人がメイン)は、

「他人のためや、日本の国のため、はダメ」

「自分のため、に戦わないといけない」


もしくは、

「日本国民や、日本の国のため、はダメ」

「自分の家族のため、だけはOK」


という宣伝を

洪水のように垂れ流しているわけです。

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平尾誠二さんのご冥福をお祈り申し上げます。

未分類
11 /06 2016
先月十月二〇日に亡くなられた

元ラグビー日本代表

元ラグビー日本代表監督・平尾誠二さんの

ご冥福をお祈り申し上げます。

平尾さん有難うございました。


小さな巨人・田中史朗は現代に蘇ったカミカゼ

スポーツ文化
11 /05 2016
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先の大東亜戦争中

アメリカの空母バンカーヒルに

体当たりし、散華された↓



英霊・神風特別攻撃隊員

小川清海軍大尉の最後のお便りを

以下にご紹介させて頂きます。




最後の便り 海軍中尉 小川清

父母上様

お父さんお母さん。

清も立派な特別攻撃隊員として

出撃することになりました。

思えば二十有余年の間、

父母のお手の中に育った事を考えると、

感謝の念で一杯です。

全く自分程幸福な生活を

すごした者は他に無いと信じ、

この御恩を君(天皇陛下)と

父に返す覚悟です。

あの悠々たる白雲の間を越えて、

坦々たる気持で

私は出撃して征きます。

生と死と何れの考えも浮びません。

人は一度は死するもの、

悠久の大義に生きる光栄の日は

今を残してありません。

父母上様も

この私の為に喜んで下さい。

殊に母上様には

御健康に注意なされお暮し下さる様、

なお又、

皆々様の御繁栄を祈ります。

清は靖国神社に居ると共に、

何時も何時も父母上様の周囲で

幸福を祈りつつ暮しております。

清は微笑んで征きます。

出撃の日も、そして永遠に。




ラグビーファンの方なら

ご存じの方もおられると思いますが、

昨年のラグビーW杯イングランド大会で

優勝候補の南アフリカ共和国を

破るなど大活躍した

ラグビー日本代表の

スクラムハーフ田中史朗選手は

↓の動画にあるように、




大会前、妻の智美さんに、

「(W杯で)自分が死んだら

新しい いい人を見つけてほしい」


という言葉を伝えていました。

ラグビーに限らず、

昔から日本のスポーツでは、

特に国と国との

大切な試合の前や

試合中などに


「死ぬ気で戦おう」

というような言葉が交わされてきた

ということを目や耳にしますが、

実際に、そういう覚悟で戦うというのは

本当に難しいことで

多くの場合、

言葉だけで終わってしまっていて

(本当に死ぬ気で戦ってくれていた選手の皆さんすみません。)

田中史朗選手ほどの覚悟を持って

試合に臨んでいた選手は

決して多くないのではないでしょうか?


田中史朗選手の試合を

よく見ている人ならわかると思いますが、

田中選手は非常に体が小さいにもかかわらず

試合中は常に

フリーな状態の味方選手にパスを渡すため

ディフェンスに来る敵の選手の意識を

できる限り

ボールを持っている自分に引きつけようと

体の大きな敵のFW選手に

かなり接近したところで

前に出ながらパスを出していきます。

その際、田中選手は

タックルに来る敵の選手を見ながらも

敵のディフェンスからフリーな味方選手に

パスを出すことを常に意識しているので

かなり無防備な体勢で

しかも、

時には死角

(田中選手の見えていない角度)から

体重で100キロをゆうに超える

大きく屈強でスピードのある敵の選手に

思い切りタックルされることがあります。

そういうこともあって

田中史朗選手は切実に

死を覚悟したのだと思われますが、




↑の動画にあるように

日本のために、日本ラグビーのために、

死を覚悟して戦う日本人
というものは

同じような心境に

到達するものなのでしょうか?

田中史朗選手は、小川清大尉と全く同じように

「お父さん、お母さん

自分を育ててくれてありがとう」

というメッセージをご両親に伝えています。

ラグビー日本代表が

昨年のW杯から帰国した際の

チームの記者会見でも

田中史朗選手は

ご両親に対する

感謝のメッセージを述べていましたが、

このような田中選手の言動や振舞いは

日本の全ての子供たちや若者たちに対しても

限りなく良い影響を

与えてくれていると思います。


国内のラグビー人気が

W杯直後の盛り上がりからすると

以前に逆戻りしてしまったような印象を受ける

近頃ですが、

田中史朗選手、

心配しないで下さい、

今後も、折にふれて

田中史朗選手を始め

ラグビー日本代表選手の皆さんが

日本の子供たち、若者たちの

お手本になるような

言動や振舞いを

公(おおやけ)の場で続けて行けば、

数十年後には想像を遥かにこえる収穫が

日本ラグビー界に、日本のスポーツ界に

日本の国全体にもたらされるはずです。

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多聞兵衛